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オホーツク圏経済情勢報告 平成31年2月報告

1.概況

管内経済は、北海道胆振東部地震の影響により持ち直しのテンポが緩やかになっている
 最近のオホーツク圏における経済情勢をみると、個人消費は、例年より気温が高めに推移し、降雪も遅かったことから冬物衣料が不振であったほか、北海道胆振東部地震の備蓄需要の反動で米や飲料水の売上が落ちた。一方、防災用品を含めた生活関連品は引き続きよく売れている。新車登録台数は新型車効果により一部の中型車がよく売れていることから、前年を上回る登録台数となっている。
 観光は、北海道胆振東部地震による風評被害等の影響が残ったことにより、主要観光施設入り込み数及び知床宿泊者数は前年を下回っている。ふっこう割による効果から道内客の動きは良くなりつつあるが、その効果は限定的であり、道央圏と比べて道外客及び外国人観光客の動きは鈍い。12月にかけて前年並みの水準に戻っているものの、閑散期のため、回復の実感は薄いとの声もある。
 雇用は、有効求人倍率が引き続き高水準で推移している。企業における採用意欲は高いが、反面、人手不足感は業種を問わず拡がっている。
 このように、管内経済は、景気の持ち直し基調は維持しているものの、依然として北海道胆振東部地震の影響により持ち直しのテンポが緩やかな状況が続いている。

2.項目別

個人消費・・・一部に弱さが残るものの、緩やかに持ち直している
 主要小売店売上高をみると、衣料品は、例年より気温が高めに推移し、降雪も遅かったことから冬物商品の動きが鈍く、前年を下回る売上となった。北海道胆振東部地震の備蓄需要の反動で米や飲料水の売上が落ちたものの、防災用品を含めた生活関連品は引き続きよく売れている。
 新車登録台数をみると、新型車効果により普通車、小型車は前年を上回り、軽乗用車も前年を上回った。
 依然として一部に弱さが残るものの、全体的にみると緩やかに持ち直している。

観光・・・持ち直しのテンポが緩やかになっている
 観光をみると、北海道胆振東部地震による風評被害等の影響が残ったことにより、主要観光施設入り込み数及び知床宿泊者数は、前年を下回った。
 ふっこう割による効果から道内客の動きが良くなりつつあるが、その効果は限定的であり、道央圏と比べて道外客及び外国人観光客の動きは鈍い。
 12月にかけて前年並みの水準に戻っているものの、閑散期のため、回復の実感は薄いとの声もきかれており、持ち直しの基調はあるものの、そのテンポは引き続き緩やかになっている。
 なお、31年1月においては、女満別空港利用客数が引き続き好調となっているほか、知床宿泊者数については前年を上回っており、北海道胆振東部地震の影響からの回復がみられる。

住宅着工・・・前年を下回る
 管内3市(北見市・網走市・紋別市)の新設住宅着工戸数をみると、持家、貸家が前年を下回ったことから、全体では前年を下回った。

公共事業・・・累計で前年を下回る
 管内における公共事業を前払金保証請負金額(平成30年10月から平成30年12月)でみると、前年を上回る。ただし、30年4月からの累計では、前年を下回っている。

雇用・・・有効求人倍率は高水準で推移している
 雇用情勢をみると、有効求人倍率は、有効求人数が減少したことなどから前年を下回っているものの、依然として1倍を大きく超える水準となっており、引き続き高水準で推移している。
 事務職など一部の職種において有効求人倍率が1倍を下回るなど低水準にあるなか、専門・技術職やサービス職では2倍を超えるなどの高水準にあり、求人と求職のミスマッチの状況が続いている。企業における採用意欲は高いが、反面、人手不足感は業種を問わず拡がっている。

金融・・・預金は増加、貸出金は減少
 預金をみると、前年を上回った。貸出金をみると、設備資金及び地方公共団体向けは前年を上回ったものの、運転資金が前年を下回ったことから、全体では前年を下回った。
 貸出約定平均金利は、引き続き前年を下回って推移している。

企業倒産・・・前年を下回る
 企業倒産をみると、件数、負債総額ともに前年を下回っている。

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北見出張所財務課
電話番号:0157-24-4167
FAX番号:0157-31-4744

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